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2018年03月31日 歯の健康一口メモ

てんかんと歯科治療

てんかんは脳の慢性の病気です。脳の神経細胞が異常な電気信号を発生させることにより電気的興奮が繰り返し起こります。その結果、脳のてんかんが起こる部位によって症状が異なります。自分の意志によらない手足の曲げ伸ばし、手足の突っ張り体のぴく付き、全身の痙攣、感覚異常など様々です。人によって一定の発作を繰り返すのがてんかんの特徴です。
歯科との関連では、治療前後の恐怖、緊張、治療中の痛み刺激などでてんかん発作が起き易くなります。てんかんの投薬治療を受けている方は特有の歯肉全体の腫れを認めます。しかし、これは治療を行えば治ります。

問診でてんかんの既往をお聞きしてますが、特に結婚時期の男女では縁談の関係もあり、その病気を隠すことがあります。
ここでお頼みしたいのですが、てんかんの既往を知られたくないのであれば、歯科医にだけこっそり教えていただければ対応致しますので、安心して当院を受診して下さい。